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執筆者の写真ナナシノ商店会

キッカケはいつも◯◯ part2


またまたわくいです。 前回は、私が花売り自転車でcolomのまきこさんと出会うところまでお話しました。

今回はその続きをお話させて下さい。

また長いのでご覚悟を。。

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ぱんやcolomのまきこさんは快く、花売り自転車の出張販売を迎えてくれました。

赤い幌の小さなお店の中には、温もりと優しさが詰まったパンがたくさん並べられ、お客様との温かいやりとりが行われています。

そんなお店の軒先に定期的にお邪魔させて頂くことに。

その頃同時にeatocoのなおこさんとの出会いもありました。


近所の関原で何やら素敵なマルシェを行っているという…

当時、巷ではマルシェが流行っておりました。

が、それは洒落た都会の街や、雰囲気のある街でのこと。

それがなんとなんと、地元の関原でやってる人がいるとは。


案の定その素敵な空間にファンのお客様で大賑わいでした。


これはアダチの歴史に刻まれるもの、と私は思っています。

お2人とも元々はアダチに生まれ育った環境ではないけれども、今自分が住んでいるこの街を、面白くそして自分が過ごしやすい街になったら、と活動されているのが、なんとなくわかりました。

それから花売り自転車を続けていくと、興味を持ってくれた、maruca coffeeのまさえさんや、やわらかん’sカフェのスズキミさんと出会います。

皆さんこだわりの小さなお店の店主さん。

というわけで女性店主同士、会えば皆、話しが弾むのです。


きっとそんなたわいもない会話や、やりとりの中から感じたのでしょう。

 その頃からなんとなく、チーム??組合?商店街?のような繋がりが欲しいな、と思い始めました。

小さなお店、そして1人でやっていると、時に心細くなったり、愚痴りたくなる時もあるのです。

それと自分1人では不可能なことも、異業種同士だからこそ力を貸し借りする事ができるのでは、と。

そのことを伝えると、強く共感してくれた、そして面白がってくれたのが今のナナシノメンバーでした。

そこから更にその先を考えた話し合いを重ね、笑い合って、そして至ったのがナナシノ商店街プロジェクトなのです。

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色々言ってはおりますが、根っこにあるのは 「自分達が素敵で面白いと感じるマチを、自分達が営んでいるミセを通して繋がって、自分達で作ってみよう」というだけのこと。

誰の為でもなく、実は自分達が1番楽しんでやっているのです。

けれど、それがもしかしたら私達と同じように一緒に面白がってくれる人がいるかもしれない。

プロジェクトの素案を聞いて面白い!と合流してくれたカタチノ製作所のハルヒちゃんがそうだったように。

そうなってくれたら、私達だけでは考えもつかないような、更に面白く素敵なことが起きるかもしれない!


そんな無責任な期待と夢を膨らませています。

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そう、キッカケはいつも"なんとなく"だけど、内に秘めたものは熱く強いものなのでした。

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