こんにちは、わくいです。
お陰様でローカルバッグ巡回展、いろいろなお客様にご覧頂いて、いろいろな声をいただき本当に感謝しております。
ありがとうございます!
ただいま、ローカルバッグ巡回展を行なっておりますが、今回は展示のみで販売は行なって おりません。
上手く伝わっておらず反省しております。。
これに関して、せっかく買う気満々でいらしていただいたお客様をガッカリさせてしまっていたら、ごめんなさい!!
ここでナナシノとしての想いをちょっと語らせてください。
まず、このローカルバッグを出すにあたって本当に悶々とする日々が続きました。
運営メンバーでの話し合いの日々。
廃材を使ったものに果たして価値を見出すのか
カタチはこれで良いのか
バッグとして機能を持つのか......。
いったん決まっては、
いややはり違うのではないか、
もっと良い方法があるのではないか......。
これの繰り返し。
そして一番悩んだのが価格。
決して誰もが手に取りやすいとは言えない価格。
これで、街にローカルバッグは受け入れられるのか。
だけど、誰もやったことのないこと。
だったらまずはやってみるしかない。
正解はどこにもない。
受け入れられるか否か、全く予想はつかないけど、一つ確実に言えたのは、「絶対にこのバッグが素敵だ!」ということ。
この自分が一番使いたい!と感じること。
デザイナーのハルヒちゃんが、廃棄素材を使うことや、街と店と人の繋がりに対してのナナシノの想いを汲みながら、カタチとして起こしてくれたデザイン。
とても手間の掛かる作業で、一つ一つ手作業で丁寧に作られる。
運営メンバーの言葉も強く大きな自信となる。
とにかくこのバッグを世に出してみよう。
まずはいろいろな人に見てもらおう!
そんな想いで、巡回展で見ていただくことにしました。
まずはモデルさんに使ってもらい、使い手の実際の声を聞いてから本製作し、販売しよう、という結論に至ったのです。
大前提として、このバッグは各店の廃材があってこそのもの、ということ。
なので、バッグをたくさん販売できることは本当に、ありがたく、嬉しい。
だけど、そのために廃材を作るのはおかしなこと。
(バッグがキッカケで店が盛り上がり、商品がたくさん出て、その結果廃材の量が多くなる場合はとってもうれしい)
そして私たちはそれぞれお店や工房など本業がある。
ナナシノ商店街の目的は、そのお店を通してミセとヒトとマチがつながること。
バッグを持ってお店を巡ることで、いつもの街が楽しくワクワクを感じられるものになること。
なので、まずは本業である自分の店や作業に一生懸命になること、盛り上げること。
そこが疎かになるのは本末転倒だと思っています。
長くなってしまったけれど、要は何が言いたいかと言えば、まずはバッグをモデルさんに使ってもらうこと、そして製作するための材料が揃うこと、本業との両立をすること。
この3つを踏まえて皆さんに実際にバッグを販売できるタイミングが来春3月、ということなのです。
販売まで間が空いてしまいますが、皆さんにご注目し続けていただけるよう、SNSやWEBサイトを通して発信していきます。
「あ〜、春にはこんなバッグが発売されるんだ!」 「次はまたどんな素材が出てくるんだろう?」 などと温かい目でお待ちいただけるととても嬉しいです。
そしてこの先、街中で一足先に持つモデルさんと出会ったら、ぜひ
「それローカルバッグだね?使い心地はどう?」
なんて会話を交わしてみてください。
街の中で温かいものが生まれるかもしれません。
ローカルバッグ巡回展は10/10まで、まだまだ続きます。
まだ買えないじゃ〜ん!なんておっしゃらずに、この機会にまずは実物を見に、そして手に取りに足を運んでいただけると嬉しいです。
バッグに込めた想いや、材料・製作工程についても展示させていただいています。
お待ちしております。
תגובות