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執筆者の写真ナナシノ商店会

ナナシノがJ-WAVEに登場したよ!


ただいま(5/18〜25)クリーニングデイイベント絶賛開催中のナナシノ商店街ですが、会期中の5/21(火)、なななんとJ-WAVE朝の番組で紹介されてしまいました〜!


紹介されたのは、月曜から木曜朝5:00〜6:00オンエアの番組「Just a little lovin’」。その中の5:40頃からの「Find Myself」という10分ほどのコーナーです。火曜日は、全国で「つながり」を作るアクションを取り上げているそうです。


登場したのは、ナナシノ商店街から会長の涌井(「さくら園芸」)と「マルカコーヒー」、そしてフレンズ店から「こといち」さんの面々です。ここにオンエアの様子を採録してお届けします。リアルタイムやradikoで聴けなかった方は音声を想像して(?)、また運良く聴けた方はその余韻を、どうぞお楽しみください!


子育てカフェeatoco で取材を受ける会長と、それを見守るやわらかん's cafeのカレイ店長


〈ここから採録です〉


ナビゲーター:ここからは、好奇心の赴くままに新たな自分を見つけるFind Myself。毎週火曜日はルーラルテレスコープ。日本各地でつながりを作るアクションに注目していきます。今朝紹介するのは、 足立区にある架空の商店街、「ナナシノ商店街」。



涌井ナナシノ会長(以下、会長):ナナシノ商店街は、足立区の中にある個人店や個人事業主のつながりです。実在している商店街ではなくて、「思い」という見えないアーケードでつながった商店街という、架空の商店街の活動になります。



ナビゲーター:お話は、ナナシノ商店街の会長、涌井のりこさんです。始まりはコロナの前。梅島駅を中心としたお店で出てしまう廃材を集めてエコバック、「ローカルバック」を制作した5つの店舗から徐々に広がっていったという、ナナシノ商店街。実在する商店街に軒を連ねながら、周りの店舗経営者の高齢化などの課題から、なかなかつながりを見出すことができなかった若手経営者の皆さんが、お店を、そして町を、盛り上げるために立ち上げました。



会長:町の課題は、年齢層が高いのはやっぱりありましたが、なんか、皆さん何か活動したかったり、こう、「自分たちの町で楽しいことしたいな」っていう、その「楽しみ」に飢えていたっていうようなところはあるんじゃないかなとちょっと思っていて。


1番最初の時から思いにあったのが......私たち町に暮らしていて、店主自体もこの町に住んでいます。で、住んでいるし、暮らしているし、商売もしている。その中で、そういう日常ってやっぱりほんとに日常、平凡な日常になっていく。で、住んでいるお客さんたちも住んでいる人で日常になってしまう。


その中で、何か少し面白いことだったり、非日常の機会を作ることで、「あれ? なんか自分たちの住んでるところも楽しい、面白いな」っていうふうにまず思ってもらえたら、私たちもわくわくして暮らしたり、商売をしていくことができる。さらにその非日常が続くことによって、いつしかそれが日常になっていくっていう、非日常と日常の行ったり来たりがあるといいなっていうのは最初から思っていました。


ナビゲーター:日常の中に非日常を作り出すナナシノ商店街。加盟店どうしのつながりはもちろん、このつながりを知った利用者が別の加盟店でお買い物をする。そんなつながりが町の中に広がっていったといいます。


(♫「ナナシノ商店街のうた」が流れる)



そして今、うしろで流れている曲、気になりますよね。今聞こえているのはナナシノ商店街のテーマソングなんです。こういった楽曲の制作や加盟店でのライブ公演、 そして年に2回イベントを開催するなど、さまざまな仕組みで梅島駅周辺、足立エリアを盛り上げ続けています。さらに先週からは、年に2度あるイベントのうちの1つ、クリーニングデーイベントが開催中です。



会長:なんかやっぱり華やかなことだったりとか、ワクワクする、ちょっと面白いことって、 足立区よりもちょっと都心部の方にね、多くあると思うんですよ。で、そうするとみんなそっちに行くことが多いんですが、「自分たちのところで無いものは自分たちで作っちゃえ」っていう精神がナナシノ商店街にはあるので、このクリーニングデイのイベントは、そのクリーニングデイ自体が毎年5月の1番最後らへんにあるので、その日に合わせて私たちも1週間、私たちは独自にイベントをさせてもらっています。


で、今回は特にナナシノ商店街っていう私たちの商店街の加盟のお店以外に、仲良くしてもらっている「ナナナシノフレンズ店」っていう、ナナシノ商店街以外のお店まで派生したイベントになっています。


ナビゲーター:J-wave「Just a little lovin'〜Find Myself」。今朝は足立区にある架空の商店街、ナナシノ商店街の取り組みに注目しています。

加盟店のほか、想いに共感した個人やお店がアップサイクルをキーワードにさまざまな出店を行うクリーニングデイのイベント。今回の取材では、先日、使用後のコーヒーの粉を使って消臭剤を作るワークショップを行った「マルカコーヒー」、そして、軒先でいろんな方が出店を行っていた「ことより酒店」に伺ってみました。



マルカコーヒー:店を持っている人たちは、自分の1店舗だけでお客さんの集客ができない中で、いろんな店舗とつながることで集客につなげられればっていう思いは、多分みんなが持ってるようなことと、あと、SDGsの思いがちょうどいい感じで重なったので、「なんかいいんじゃない?」って。本当にね、タイミング的にいいかなって思いました。


(ナナシノ商店街を始めてから変わったこと)お客様とお店のことが共通事項として話題に上がることが1番変わった点かなっていうか。だから、お客様が、「今さくら園芸さんで花買ってきたのよ」とか、「コロンさんでパン買ってきたのよ」とか、なんかそういうのをあえておっしゃってくださるというかね、うん。


あと、同僚がいないので、相談する相手とか、アドバイスが欲しいとか、あと背中を押してほしいとか、どちらかというと、背中を押してほしいっていうことの方が、皆さん、私も含め他の店の方も思うんじゃないですかね。「こういう企画やりたいんだよね」「こういう商品開発したいんだよね」と思っても、基本1人でやってると誰の声も「いいよね」っていうのがないので、そこに仲間の声で「いいんじゃない。面白いんじゃない」って一言があるだけで前に進めるっていうか、それはすごい。そういう意味では、ナナシノはもうね、同じ店のような感じがします。


(ことより酒店へ移動)


会長:この酒屋さんもナナシノ商店街ではないんですけど、すごい面白い酒屋さんなんです。



(ことより酒店でイベントを主催する)こといち:おはようモーニング! 

ここはですね、ことより酒店で、僕はお客さんなんですけど、住宅地の中にあるんですが、2代目の今のオーナーさんがやってるんですけど、ちょっとコロナ禍もあって、そん時に角を設けて、今お客さんがDJをしたり、またこういう帽子作ってるお客さんが今日販売したりとか。


ちょきちょきぱっちん(飴細工職人):飴細工を作ってるものなんですけれども、 この箱の中に飴が入ってるんですね。これを取り出して、冷えるまでの3分ぐらいでこういう形を作るっていうのをやってます。


こといち:僕はね、奥でシルクスクリーンしてます。


会長:ことよりさんの軒先でやっているイベントの主催者がこのこといちさん、高橋さんで、そこのつながりから今回はナナシノフレンズでクリーニングデイに参加してもらいました。


インタビュアー:どんなお店さんなんですか。


ことより酒店:元々は酒屋です。もう全然普通の酒屋で、趣味でレコードを置いたら、なんか音楽好きな人がすごい集まってきましたよ、みたいな。


インタビュアー:こう町に出るといろんなお店あるなっていうのを今回取材して思いましたね。


こといち:ありますよね。でもそういう住んでる人も意外と歩いてみたら気づかないことも多いですしね。で、また区外から来ていただくと、よりね、それが顕著かもしれないですね。自分の興味があるものの接点が、誰かとちょっとつながる可能性がある店というか、それを感じますね。


ナビゲーター:この時間は、足立区で活動するナナシノ商店街と、イベントに参加して足立区を盛り上げる皆さんの活動をご紹介してきました。


Xで「しおり」さん、「ナナシノ商店街のワクワクする非日常を続けていくと、それが日常になる。こういう考え方好きです」といただいてますが、ほんとにそうですよね。


町の知らなかった魅力に気づかせてくれる架空の商店街。ご紹介したクリーニングデイは次の土曜日、25日まで開催中です。番組SNSに詳しい情報へのリンクを掲載します。改めて、ナナシノ商店街の会長、涌井規子さん、 そして取材にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。


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