ナナシノ商店街って?
名もなき小さな店たちが
まだ誰も見たことがない商店街を
まっさらな未来に向かって
作り上げようとしているーーー
それがナナシノ商店街です
ナナシノってどんなところ?
東京の東のはしっこ、足立区。
足立区というと、大学が誘致されるなど「住みたい街」として話題に挙がる北千住が近年有名ですが、ナナシノは北千住から荒川を超えた先に東西に広がるエリアです。
西は本木・関原から、梅田を通り、東は足立あたり。
鉄道の駅でいうと東武スカイツリーラインの「西新井」「梅島」「五反野」でしょうか。
地名や駅名を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、古くは東北方面へ向かう際の要所となった歴史のある土地です。
今も狭い路地がそこここに残り、家々の間にものづくりの工場が点在するエリアです。
そんな、いわば「川向こう」のエリアで営まれる毎日の人の暮らしをより豊かなものにしたくて、ナナシノ商店街はスタートしました。
ナナシノのなりたち
ナナシノ商店街は、梅島駅を中心とした半径1kmほどのエリアに点在するお店の集まり。
環状七号線と国道四号線がクロスするあたりだから「七」と「四」をとって「ナナシノ」です。
「ナナシノ」の名前には、小さな店たちのささやかな試みということで「名もなき」、まだ誰もしたことのない試みだから「名付けようがない」、これから仲間たちと共に「名前のない」未来をつくる、といった意味も込められています。
ロゴのかたち
ナナシノエリアを特徴づける環七と四号。
四角形を2つ組み合わせて七つの角を残したら、古き良き商店の屋号マークのような形ができました。
実はこれ、アーケードのかたちも模しています。
見えないアーケードでつながった楽くて素敵な商店街。
どこかの店先でこのロゴマークをみかけたらぜひ立ち寄ってみてください。
きっとそこがあなたにとって楽しくて素敵な商店街の入り口になるはずです。
イラストのはなし
ナナシノ商店街を1枚の絵で表すと?
そんなことを考えながら過ごしていたある晴れた日、四号沿いの道を自転車で走っていて空を見上げたらこの絵が頭の中に降ってきた!
みんなのお店の場所が光った気がした。
たのしい、わくわくする、これだ!
忘れないうちに画面に描き止めなきゃとあわてて家に帰って、足立の空の写真を撮ってイラストを描きました。